ネットでトラックの運転手やタクシー運転手は底辺職だとよく言われています。
底辺職ランキングや一覧でも常に上位で、もはや底辺職の代名詞になっています。
僕は長距離の運転手でかれこれ20年近く飯を食べています。
今回は底辺職だと言われている理由について書いてみたいと思います。
底辺職とは
そもそも底辺職とは何なのか?
何をもって底辺職というのか定義は難しいですよね。
おそらく皆さんが持たれているイメージとしてはきつい、汚い、危険の3Kではないでしょうか?
さらに低賃金やガラの悪い職業といった感じでしょうか。
私の職業もトラック乗りは底辺だとよく言われます。
なぜなら上記の底辺職の定義にかなり当てはまっているからです。
きつい、危険、ガラが悪いといったところでしょうか。
ガラの悪い職業って何?
ガラの悪い職業って一体なんなのでしょうか?
どんな職業にだってガラの悪い人、印象の良くない人、愛想のない人など普通にいます。
トラック運転手=柄が悪い
こんな印象はひと昔前まで当たり前に存在していました。
ですが、今はそんな印象はほぼ無いように思います。
むしろ、『この人トラック運転手だったの!?』というくらい真逆の印象を受ける人も結構多いです。
どんな印象を持つかは、人それぞれ感じ方が違うので何とも言えませんが、仕事を一生懸命こなしていてることには変わりありません。
そして、どの職業でもどこかで日々の私たちにどんな形であれ必ず関わっています。
なので、職業差別をするようなことはしないように気を付けなければいけませんね。
底辺職ランキング一覧を見て思うこととは!
トラックの運転手はよく底辺職だと書かれていますがランキングの他の職業を見ていると、どの職業もみんなにとって大切な必要のある職業に思えるんですよね。
トラックドライバーやタクシードライバーがいなければどうなるのでしょうか。
どれかが欠けると困る人も間違いなくいると思います。
ここでは職業の名前はあげませんが、僕にとってはなくなると困る職業ばかりです。
別に誰も無くせとは言っていませんが、実は底辺職だと言われる理由に問題があるのかなと思います。
トラック運転手が底辺職だと言われる理由とは!
僕自身もトラックに乗る前の運転手のイメージはあまりよくありませんでした。
ガラの悪い怖い人たちが多いように見えていました。
実際この業界に入ってみると、もちろんガラの悪い人もいましたが 笑
実際にはいい人がほとんどで高学歴のドライバーもいらっしゃいました。
しかし一部のドライバーには一般車を煽ったりゴミを投げたりなどする光景を見ることもありました。
学歴不問で免許さえあればできる職業であることも底辺職だと言われる所以だと思います。
近年、運送業界は大変厳しい規制が強いられてきました。
そこにきてサービスの向上や時間指定などの求められるものも高くなってきました。
昔いた一部のマナーの悪いドライバーは生き残れなくなると思います。
業界全体でイメージの向上や働きやすい環境作りを目指す必要があると思います。
タクシー運転手はきついから底辺なのか?
トラックドライバーと同じでタクシードライバーもよく底辺職だと書かれています。
理由はやはり上記と同じで学歴や年齢不問にあるようです。
しかしながらタクシーの運転手には高学歴やすごい経歴の持ち主が大勢いらっしゃいます。
底辺と言われるゆえんはおそらく一部のマナーの悪いドライバーのせいだと思うのです。
我々トラック運転手と同じでマナーの悪さは一般ドライバーから見ると許されがたいもののようです。
プロドライバーとして恥ずかしくない運転を心掛ける必要があるでしょう。
倉庫作業員は底辺なのか?
我々トラック運転手もよく現場で一緒になるのが倉庫作業員です。
倉庫作業員もよく底辺職だと言われています。
理由は簡単な作業、安い賃金、フリーターが多いなどです。
しかし上記でも書いていますが不要な仕事なんてありません。
どんな職業にもいい加減な人間ないるものです。
倉庫作業員は運送業界にとってもなくてはならない存在です。
まとめ
今回はトラック運転手タクシー運転手は底辺職なのかについて書いてみました。
底辺職の定義は基準が難しいところですが3Kや4K、ガラが悪いイメージなどで当てはめると結構当てはまる部分もあります。
そして運転職に関してはマナーの悪さがかなり影響しているように思えます。
一部のまなーの悪いドライバーのせいで業界全体のイメージが悪くなるのは非常に残念でなりません。
底辺職と言われても誰かがやらなくてはいけない需要のある職業です。
きつい、危険は仕方のないことですがガラが悪いなどのイメージは業界全体の努力で改善していくしかなさそうです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。