働く車といえば皆さんはどのような車が思い浮かびますか?
パトカーや救急車、ショベルカーやフォークリフトなどたくさんありますよね。
そんな働く車の中でも町中で比較的よく目にする車輌としてタンクローリーがあります。
ガスだったり薬品だったり様々なものを輸送するのがタンクローリーの仕事ですが、今回はそのタンクローリーの中でもガスローリー車についてピックアップし、様々な疑問について解説していきます。
ガスローリーの仕事を目指している方や、仕事探しを現在しているという方も、ぜひ参考にしてくださいね!
※ガスローリードライバーを狙うならおすすめの転職サイトはこちら!
ガスローリーの仕事内容とは!
そもそものタンクローリーの仕事内容ですが、前述の通りで輸送が主な仕事です。
ただ、輸送する貨物は食品や雑貨などではなく、灯油や重油などの石油類から毒性の強い劇薬などの液体を輸送するのがタンクローリーの仕事となっています。
今回の場合はガスローリーなので、扱うのは高圧ガスや液化ガスの輸送が主となっています。
大まかな仕事の内容自体は、トラックドライバーとあまり変わらず、荷物のガスを積み、所定の場所まで輸送して、荷下ろしを行います。
この前述の作業を数回繰り返してガスローリードライバーの一日は終わります。
ガスローリーに必要な資格について
ガスローリーに必要な資格ですが、ガスローリーの車両には大型はもちろん、中型や小型のガスローリーも存在するので、その車両にあった自動車免許が必須です。
さらに、車両の中ではタンクを牽引して輸送するトレーラーの車種も多く存在するので、牽引免許もほぼ必須と言えます。
また、ガスローリードライバーの場合、「高圧ガス移動監視車講習」の講習を受け、検定を合格するか、「高圧ガス製造保安責任者」の甲種化学や乙種化学などの資格の取得なども必須と言えるでしょう。
ガスローリーの仕事はきつい?
運転する車種に該当する運転免許の取得や前述の資格の取得など、そもそもガスローリーのドライバーになること自体ハードルが高いです。
なぜこれだけハードルが高いのかというと、通常のトラックドライバーと違い、輸送する荷物はガスや液化ガスの劇薬です。
普通の荷物であれば、ちょっとした事故が発生しても、荷物が破損したりするのみで終わりですが、ガスなどはちょっとした事故が弾みとなり、ガスが流出して毒性の強い機体が蔓延したり、火災などが発生し、自分のみならず、周りにも被害が及んでしまう可能性もあるのです。
そのため、ガスローリーの仕事は、通常のトラックドライバーと比較すると、長距離の輸送などの肉体的なつらさはあまり無いものの、それ以上に慎重に運搬しなければならない精神的なプレッシャーなどがきついと感じることがあると思います。
ガスローリーの給料や年収はいくら?
ガスローリーのドライバーの給料は30万~40万円ほどとなっていて、賞与などを合わせて年収はおよそ450万~500万円ほどとされています。
物流企業に勤めるドライバーの一般的な年収が350万~400万円とされているので、ガスローリーのドライバーの年収と比較すると、やはりガスローリーのドライバーの方が年収は高めとなっています。
ガスローリーに向き不向きな人とは
前述の通り、事故を起こしてしまった際の発展次第ではかなりの被害を及ぼす可能性がある仕事なので、向き不向きでいえば、綺麗なトラックの運転ができ、慎重かつ丁寧に作業を行うことができ、どのような事態が発生しても冷静に周りを見ることができる人などが向いている方と言えるでしょう。
逆に、運転が雑だと自覚もしくは周りに言われたことがある方や、よく焦ってしまう方、動揺すると周りが見えなくなってしまう方などには向いてないと言えます。
ドライバーには向き不向きがあります。
向いていないと絶対に長続きはしません
向き不向きが分かる性格診断テストはこちらから簡単に受けれます。
ドライバーを目指すなら一度は受けましょう!
>>自分がガスローリードライバーに向いているかチェックしてみる
ガスローリーの口コミ評判とは
一番よく聞く声として、一度勤めると長く勤められる仕事という声です。
トラックのドライバーとしては年収も高く、力仕事もあまり無いので、慣れてしまえばとても楽という声も見受けられました。
中には運転がとても難しいトラックのため、運転しているだけでトラックの運転技術が磨かれるという声も。
一方で、逆に運転に気を使いすぎて精神的にとても疲れるという声や、時期によっては長時間の勤務となってしまい、体力的にも辛いという声もありました。
現在、企業によっては対策なども取られており、上記の問題を改善できている企業もあるので、面接の際などにしっかり確認することをおすすめします。
想像以上に「給料や年収を上げる方法を教えてくれ!」という質問やご要望がありましたので、下記の記事で詳しくまとめました。
詳細についてはこちらの記事をご覧ください。
まとめ
今回はガスローリーの仕事内容から給料や年収、口コミの内容などを解説していきました。
ドライバーになるためのハードルが高かったり、運転の難易度も高かったりと、大変な所も多い仕事ですが、その分年収などは高く、やりがいのある仕事だと思います。
この記事を、ガスローリーの仕事を目指す動機や、仕事選びの参考にしていただければ幸いです。