日本郵便が取り扱う郵便物は、日本郵便輸送のドライバー業務に携わってる従業員無くして成り立ちません。
今回は、その日本郵便輸送ドライバーはきついのか?給料や年収、給料明細、評判や口コミなどを見ていきます。
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日本郵便輸送はどんな会社?
日本郵便株式会社としての設立年月は比較的新しいことで知られており、資本金182億5千万円、従業員数は2,048人であり車両台数では2,564両を保有、2019年度での売り上げ規模では1,212億円を誇ります。
日本郵便株式会社の完全子会社であり、日本郵政グループに属する企業「JP TRANSPORT」として知られており、東京港区に本社を置き郵便および郵便物、「ゆうパック」や「ゆうメール」など郵便事業に関連した貨物輸送を主な事業とし、昨今でも日本の郵便事情を支える運送業者です。
日本郵便輸送のドライバーはきつい?
日本郵便輸送ドライバーの仕事内容としては昼間のパレット配送が主とされ、基本的には手積みなどは無いとされており、そのことから「肉体的には楽」という分かりやすい印象は持てます。
そのパレット内の荷物は郵便局で扱いうもの全てであり、そこには企業依頼の物もありますが基本的には手積みはありません。
たまに冷蔵庫などや重量が700キロもある大型の家電製品などがある様ですが、その様な場合でもパレットに乗っているものだと思われます。
この様な運搬において8トン車以下など、車両が小さくなっていく場合は荷物の積み込み量がいつもの倍に。
休日に関しては労働規約に基づき月に10日から12日程度となっています。
簡単ではありますが、ここまで見ても他の運送会社と比較した場合では肉体労働もなく、休日も比較的充実しているという事もあってドライバーとしては「きつい労働条件」では無いでしょう。
日本郵便輸送ドライバーの給料や年収はいくら?
この日本郵便輸送では、雇用されてるほとんどの形態が期間で雇用されてる「契約社員」で大半が成り立っており、給与形態では時給制となっています。
その期間雇用形態で見てみると「基本時給」+「走行距離」+「深夜残業手当」など月と業務内容によっても変わってくると言われ、時給の方は地域により違いがあります。
その時給額を平均で見ると、だいたいが920円から1450円ぐらいの幅が各地域によって決まっています。
配属されるエリアによっては日当制もあります。
ここから見てもかなり額にもバラつきがあることがわかります。
年収はというと、これも期間雇用と正社員とではかなりの幅があるのですが、契約社員で見ると平均額として270万円いくかいかないかで、正社員となれば人によっては軽く360万円オーバーする額となります。
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日本郵便輸送の大型ドライバーの年収は?
大型ドライバーの年収の金額は、勤続年数や年齢によって異なります。
例を挙げると、在籍3年未満の中途採用男性の場合は年収およそ300万円。
実際に働いていた人の話を聞くと、正社員の年収が思っていた以上に低く、昔とは違うと言った声があります。
その分、仕事内容はというと重労働も少なく身体的に優しいといいます。
民営化になってから基本給が少なくなったようですね。
日本郵便輸送ドライバーの給料明細とは
つぎに日本郵便輸送でドライバーとして働く従業員の給料明細を、途中入社3年未満25歳男性契約社員の給料明細を一例にし、表を以下に記してみました。
(途中入社3年未満で2009年度在職時の25歳男性契約社員)
●月給●
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(支給) 基本給 諸手当など 残業代 残業時間
110,000円 3,000円 60,000円
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(控除) 健康保険 厚生年金保険 雇用保険 住民税 所得税
6,401円 12,975円 1,038円 5,657円 2,828円
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総支給 控除合計 差引支給額
17,3000円 28,899円 144,101円
●賞与●
定期賞与(2回計) インセンティブ賞与
120,000円 0円
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●年収● 220万円
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月給17,3000円の内訳
■基本給 110,000円
■時間外手当 60,000円
■時間外手当以外の手当 3,000円
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日本郵便輸送でのドライバーの多くが時給制による契約社員ということで、給料明細においても同形態を例に出してますが以上でもご覧のとおり、この雇用形態では年収の方は額が極めて低いとみられますね。
日本郵便輸送ドライバーの評判や口コミとは!
仕事の内容から労働環境にいたっては肉体的な重労働などなく、ドライバーとして勤務する従業員にとっては働きやすい待遇であり休日も充実してるといえます。
ただそのドライバーが家庭を持つ立場で見ると事情は変わり、「正社員ドライバーとしての就職」は極めて難しい事からドライバーとしての勤務を考える亭主を持つ妻の間では、期間雇用での安定した昇給は見込めないことが意見として一番多く、結局そこがネックとなる問題だそうです。
日本郵便輸送の長距離の求人は
日本郵便輸送の長距離便は多くの庸車が走っています。
富士運輸さんなどの協力会社から日本郵便の仕事をするパターンが主流になっています。
また富士運輸はカゴ輸送で人気のヤマト運輸の仕事もされています。
日本郵便輸送ドライバーの求人情報や転職するコツ
運送業界は今人手不足で転職するにはチャンスです。
どの会社もウエルカムは状態が続いています。
しかし大手の運送会社や人気のある運送会社への転職は難しいのが現状です。
日本郵便輸送ドライバーは非常に人気が高く誰でも入れるというわけではありません。
ネットで調べてもあまり募集が出ていない場合が多いです。
その理由は非公開求人になっているケースが多いからです。
非公開求人とは企業がネット上に募集を掲載していない状況の事をいいます。
非公開にする理由は募集内容を他の企業に知られたくないのと、応募が殺到して対応に追われる手間を省くためです。
エージェントからの推薦応募に対してだけスムーズに対応できる仕組みになっています。あなたがいくら頑張って探しても見つからないのはこのような理由があります。
さてそのエージェントの中で最も非公開求人数が多いのが「リクルートエージェント」です。あなたが希望する会社が隠れている可能性は非常に高いです。
利用方法は簡単でアドバイザーに「日本郵便輸送ドライバーの求人を探している」と伝えればオッケーです。
さらに「手取りで40万円以上の運送会社はありますか?」「休みの多い運送会社を探して欲しい」などの条件を伝えると希望に沿った企業も探してもらえます。
登録は簡単で無料で利用できます。
ぜひご活用くださいね。
登録しても絶対に転職しないといけないわけではありません。
しかし日本郵便輸送ドライバーは人気が高いので募集が出たらすぐに連絡をもらえるようにしておきましょう。
まとめ
以上、主に日本郵便輸送ドライバーについての事柄を要所要所でまとめていきました。
やはり一言でいうとトラックドライバー業界の中では、ダントツに「安定した職業」としてのイメージが先行されてるようですが、実際にはほとんどが期間雇用という契約のもと、正社員としてはコネが無ければ就けない職務という現状下で働かなければならないという事実があります。
とはいっても皆が憧れる「輝ける日本郵便業界の従業員」として働けるのなら、「選ばれしもののみの出世」という難しさを捨て、自身にとって「楽しく充実できる労働環境優先」を選ぶ方が「労働者以前に人生においての充実感」を見出せるのではないでしょうか。