トラック運転手は事故したら即クビになるのか気になりますよね。
運転が下手でもクビになるという話も噂レベルではあります。
では実際はどうなのでしょうか?
今回はそんな疑問にお答えします。
さらに、どんな会社でも仕事のできない人間はいます。
仕事が遅い、段取りが悪い、何回も同じ事を言わせるダメな社員はどこにでもいます。
荷物を積ませたら遅いし、走らせたら延着ばかり。
そんな社員は窓際に追いやられたり左遷されたりと窮地に追いやられると思いきや、実は運送業界、特にドライバーの世界ではそうでもないんです。
『仕事ができない奴ほど楽できる』という矛盾についてもお話をしたいと思います。
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トラックをぶつけたらクビになる?
トラックをぶつけたらクビになるという話を聞いたことがあるでしょう。
しかし実際には余程のことがない限りクビになることはありません。
むしろ自腹で払わせる為に働かせて飼い殺し状態にします。
それはそれで怖いですが(^^;
しかしそれは現実にある話です。
大手の運送会社なら自腹制度のない会社もあります。
しかし、大手のドライバーは事故をしたらトラックに乗せてもらえなくなったり、研修を受けたりなどペナルティ的なものがキツイです。
こんな目にあうならやめた方がマシというドライバーもいます。
こちらの記事ではそんな大手ドライバーの現実をリアルに書いています。
ぜひ参考にされて下さい。
では逆に一発事故でクビになるのはどんな場合でしょう。
それは飲酒運転での事故です。
例えプライベートの時でもクビになるでしょう。
事故というより飲酒運転をしただけで一発クビです。
もちろん飲酒運転で捕まれば一発免許取り消しなのでドライバーとして働くことはできません。
しかし会社に在籍することすら難しいでしょう。
大手ならなおさらです。
運送会社では飲酒運転は絶対に許されませんから。
実は私の会社にも飲酒運転でクビになったドライバーが一人います。
プライベートでの飲酒運転でしたが、連絡があった時点で有無を言わさずに一瞬で解雇になりました。
運転が下手でクビになることがある?
運転が下手でクビになる人もあまりいないです。
運転が下手も含めて、仕事で使い物にならないと判断されて使用期間中に採用にならなかった人はいます。
なのでクビというよりは採用されなかった人はいました、という答えになります。
ドライバーには必ず横乗りという研修期間があります。
その期間中に本採用にするか判断されます。
横乗りに関してはこちらの記事を参考にされて下さい。
仕事が遅いとクビになる?
現状ではどの業種でも仕事が遅いという理由では従業員を首にはできません。
もし仕事が遅いという理由で首になったら不当解雇になる可能性が高いです。
言い換えると他にもっといい社員がいるはずだ、ということになるので裁判所が認めないケースがほとんどです。
よっぽど会社に損害を与えない限りは少々出来の悪い社員だったということでは解雇は難しいようです。
そこで仕事の遅いドライバーが逆に楽になる状況が運送業界にはあります。
仕事ができないドライバーは楽できる?!
トラックドライバーの中にもいろんなドライバーがいます。
仕事のできるドライバーとできないドライバーも当然います。
仕事の出来ないドライバーとは
・仕事が遅い(積み込み)
・目がもたない
・寝倒す
・延着を平気でする
こんな感じのドライバーです。
普通の会社ならとっくに左遷されますが、長距離の運送屋では必ずしもそうではないんです。
仕事が遅いから、目がもたないから、寝倒すからキツめの現場には入れられないという逆転現象がおきるわけです。
仕事がバリバリできて目も強いドライバーはバラ積みの現場にいかされて使えないドライバーが楽な仕事をしているケースがよくあります。
出入り禁止を喜ぶトラック運転手
下手を打ったドライバーが楽になるケースは他にもあります。
大手のバラ積みの路線会社を出入り禁止になり仕事がなくなったドライバーがパレット輸送の仕事をもらうケースですね!
そーゆーのを見るといい気分はしないですよね。
本人も『出入り禁止になってよかったー』と 反省すらしないドライバーもいるほどです。
よっぽどな大損害を会社に与えない限りは安易に解雇にもできないので会社も大変でしょう。
文句の多い人がいいコースをもらっているケースもよくあります。
配車係も面倒くさいんでしょうね。
おとなしい人や文句を言えない人がキツいコースを回されることもあります。
この業界で生きていくにはある程度の強さも必要なのかなと思います。
話がそれましたが、長距離の運転手の世界では必ずしも仕事が出来ないから大変というわけでもないんです。
トラック運転手は事故したらクビ?
事故の度合いや過失にもよりますが、クビになる可能性は否定できません。
事故を起こすと免許停止や免許取り消しになるので、そもそも運転ができなくなります。
運転手としての職ははく奪される場合が多いです。
運転手として復活できても、それまでにきついペナルティもあるでしょうし自腹を背負わされるケースもあります。
クビもきついけど、会社に残れても道のりは厳しい場合が多いのが現状です。
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こちらの記事でくわしく解説していますのでご覧ください。
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人手不足の運送業界は今どの会社も人材を欲しがっています。
ドライバーが会社を選べる時代と言っても過言ではありません。
そこで良い会社を見つけるコツがエージェントの利用です。
現在では転職エージェントからドライバーに転職するケースが主流になっています。
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まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は事故をしたらクビになるのか?
仕事のできないドライバーは実は楽になるケースもあるという話をしました。
どの世界にもこのような現象はあるのかもしれません。
トラック運転手の給料はあまり能力給は反映されません。
延着をする、文句が多い、出入り禁止になるドライバーは会社としても使いにくいでしょう。
しかしそんなドライバーは今後生き残りをかけた運送業界では淘汰されていくでしょう。
ドライバー職に求められるスキルやマナーも高くなってきています。