トラック運転手の事故について転職する前の心構えとは!

現役の長距離トラックドライバーから一言!

今回は運転手として、絶対にあってはならない、最も危険な事故について書いてみようと思います。

運転手は事故と常に背中合わせの状況にあります。

初心者のドライバーから、少し慣れてきたドライバー、そして何十年もキャリアのあるドライバーでも起きるときは起きるのです。

未経験からトラックの運転手に転職する方は特に事故についての心構えが必要になってきます。

目次

実際におきた知り合いのドライバーの事故

私は20年ほど長距離運転手をしていますが、仲の良かったドライバーが次の日に事故で亡くなった事もあります。

逆に知り合いのドライバーが人をはねて死亡事故を起こしテレビや新聞に載った事も何回もあります。

昨日、今日まで普通に会話していたドライバーがある日突然亡くなったり、事故の加害者になりテレビで全国に放送され逮捕されたりするわけです。

このような事は実際にありえるのです。

普段から高速道路などを走っていると自損事故や多重事故、車両火災や絶対に生きてはいないだろうな!と思えるほどに原形をとどめていないほどにグチャグチャになった車がなどをよく見ます。

その時は自分は絶対に事故をしないようにと気をつけるのですが、何日か経つと正直緊張感が無くなってくるんですよね。

明日は我が身と肝に銘じて運転しないといけません。

私が起こした交通事故とは!

そんな私はですが、過去に事故を起こした事があります。数年前に名神高速の下りの京都南付近でした!

追越車線から左の車線に戻ろうとした時に死角に入っていた乗用車と接触事故をして、乗用車は数十メートルほどスピンをし、ガードレールにぶつかって止まりました。
幸い相手にケガはありませんでしたが、あの時は人生終わったと思いましたね。

ほんの一瞬の出来事でした!事故を起こそうとして起こす人はまずいません。

起こらないだろうと思っているのです。だから起こった時のショックと喪失感は半端ないです。

正直、その時私はスマホを触りながら運転をしていました。とんでもなく後悔しました。

しかし、後悔先に立たず!起こってからでは遅いのです。

それからは運転には慎重になりました。常に緊張感を持ち、事故はありえるのだ!後悔先に立たず!と自分に問いかけながら運行しています。

トラック運転手の事故について思う事!

トラックのドライバー、特に長距離の運転手は免許1つでかなり稼げる職業です。

しかしたった1回の事故で人生が大きく変わる可能性があります。

人身事故をおこしたら免許は無くなり運転手という仕事はできなくなります。

また相手に一生を持って償わなければなりません。

荷物事故に対してもいまだ運送会社は自腹の会社が多く、いくら給料がいいと言ってもまともに給料が貰えなくなります。

事故をすれば会社でも研修を受けたり運行者としてトラックに乗れなくなるペナルティを受けたり恥ずかしくて会社に居づらくもなります。

会社を辞めて他の職業に転職できる人はいいですが、運転免許証しか資格やスキルのないドライバーは大変です。

しかも長年ドライバーしかやったことのない年輩のドライバーなんていくところもありません。

トラック運転手の事故について転職する前の心構え

トラック運転手にとって事故は最大のリスクです。

ひょっとするとあなたの人生だけでなく相手の人生まで終わらせる可能性だってあります。

トラックに乗るには相当な心構えが必要です。

給料がいい、気楽そうだという何となくの気持ちでトラックドライバーに転職するのは甘い考えだと思います。

しっかりと事故のリスクについて考え、それでもトラック乗りへチャレンジしてみたい気持ちが強い方のみ転職されることをおすすめします。

未経験からの転職であれば福利厚生や労働時間を遵守している大手の運送会社への転職をおすすめします。

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トラック運転手への転職はエージェントも併用しよう

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人手不足の運送業界は今どの会社も人材を欲しがっています。

ドライバーが会社を選べる時代と言っても過言ではありません。

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まとめ

気楽でいい職業だなんて考えているドライバーはもし何かあったら相当に困ることでしょう。

実はトラックの運転手という職業はかなりリスクのある職業なんです。

つねにそのリスクと隣り合わせであるという事を肝に銘じて運行を心がけています。

仲間の死亡事故をたくさん見てきた、そして自分自身が事故を起こしてしまって本当に辛い思いをしてきたので今回は一言書かせて頂きました。

最後まで読んで頂きありがとうございます。

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