家を建てる人は、だいたい住宅ローンを利用します。
この住宅ローンって審査があって、審査が通らないと住宅ローンが組めないんです。
住宅ローンが組めないとがっかりですよね。
私は運送会社に勤めて20年、トラックドライバーが家を建てる話もたくさん聞いてきました。
そんな身近なドライバーの経験談から、どんな会社に勤めていればいいのか、通らなかった場合はどうすればよいのかなど、トラックドライバーと住宅ローンの気になる問題についてまとめました。
トラックドライバーは住宅ローンが通りにくい?
トラックドライバーは住宅ローンが通りにくいと言われるのは、年収が低い場合や給料に変動があるような場合が当てはまります。
トラックドライバーの給料って、けっこう差が大きいですよね。
長距離ドライバーと短距離ドライバー、深夜働くドライバーと昼間働くドライバー、給料は大きく違うと思います。
大型トラックやトレーラーの免許があるドライバーはけっこう多いとも聞きます。
住宅ローンの審査でチェックしているのは、これから先の長い年数の住宅ローンをきちんと返済する能力があるかどうかです。
職業を転々と変わっている人なんかは不利です。
トラックドライバーも同じで、すぐに会社をやめてしまうような人は銀行から嫌がられます。
運送業界も入れ替わりが激しいですよね…。
運送会社によっては、給料が固定ではなくて変動するような会社もあります。
この変動する給料というのもポイント。
安定した給料をきちんともらえるということも審査のポイントなのです。
年収によって、住宅ローンで借りられる金額も変わってきます。
トラックドライバーは住宅ローンが通らないわけではありません。
仕事をきちんと続けて、安定した給料をもらえるように働くことが大事です。
トラックドライバーはどんな会社に勤めていれば住宅ローンが通る?
全国に会社があるような大手の運送会社のトラックドライバーなら、ほとんど住宅ローンは通ると思います。
大手の運送会社の場合は、福利厚生がきちんとしていますし、給料だって安定しているところが多いですよね。
全国規模でなくても、県内で有名な運送会社でも同じようなもの。
福利厚生がきちんとしていること、年収がある程度は見込めること、安定した給料がもらえることなどが大事です。
会社がつぶれてしまっては意味がないので、きちんとした会社であるということも大事なのです。
今の社長はいい人なんだけどな…、今は給料があるんだけど…、今はよくても先行きが不安な会社はダメです。
大手の運送会社で安定した給料はあるけど、仕事はきつくて大変と感じていても…。
家を建てたいなら、住宅ローンが通るまでは我慢した方がいいかもしれません。
トラックドライバーで住宅ローンが通らなかった場合はどうする?
トラックドライバーで住宅ローンが通らなかった場合、私の知人は新築をあきらめて中古住宅を現金で購入しました。
その人は、長距離ドライバーで給料はよかったので、貯蓄はありました。
高齢だったことも住宅ローンが通らなかった原因のひとつだったのかもしれませんが…。
新築にこだわらずに現金で買える物件を見つけて購入。
少しずつリフォームをして理想の住まいになったようです。
絶対に新築がいい場合は、どうして住宅ローンが通らなかったのか理由をはっきりさせていくことが大事です。
もし、勤続年数が短いことがダメな理由ならもう少し頑張って働く、年収が低すぎると言われたなら夫婦で働く、親の援助などもやってもらえそうならしてもらうべきです^^
トラックドライバーがみんな住宅ローンが通らないというわけではないので、あきらめないで住宅会社や銀行、いろんなところに相談してみましょう。
トラックドライバーが住宅ローンの審査の前に気を付けておくこととは?
トラックドライバーが住宅ローンの審査の前に気を付けておきたいことはいくつかあります。
まず、健康でいることですね^^
体が健康じゃないと住宅ローンは組めません。
働きすぎに注意して、健康な体でいることも大事ですよ。
2つ目に車のローンなど、ローンをたくさん組んでしまわないこと。
トラックドライバーって車が好きな人が多いですよね。
けっこういい車に乗っている人が多いように思います。
でも、この車のローンがあるかないかが、住宅ローンの審査にひびいてくるのです。
できれば、何もローンや借入のない状態がいいでしょう。
家を建てたいなと考えたら、大きな買い物はしないようにしましょう。
3つ目は、転職や独立をしないことです。
「運送業をいつか自分で独立してやりたい。」そう夢みている人、家を建ててからにした方がいいですよ。
自営業はなかなかローンが通りません。
転職したても、ちょっと嫌がられるかも。
家が建ってしまえば、車を買ってもいいし、転職しても独立しても自由です。
順番に注意しましょう。
トラックドライバーをしながら理想の家を手に入れよう
トラックドライバーは住宅ローンが通りにくいというのは、何か理由があるからです。
そのネックになっている部分をクリアにしていくことがポイント。
好きな仕事をしながら、理想の家を手に入れることができるといいですね。